軽天工事にはどんな特徴があるのか？
軽天工事を行う職人たちは、通称「軽天屋」とも呼ばれることがあります。では、「軽天屋」の職人たちは、実際にどんな工事を行っているのでしょうか？今回は、軽天工事で求められる技術についてお話ししたいと思います。
まず最初に、軽天工事は、厚さが6mm以下の軽量鉄骨と呼ばれる鋼材を用いて、格子状になるように骨組みとして固定することで、広い空間に壁や天井の枠を作り出す作業をいいます。
骨組みを作った後に、ボード工事と呼ばれる壁や天井を作っていく作業が行われていきますが、軽天工事の特徴として、軽量鉄骨は「軽い」というメリットがあり、建物本体への負担を少なくしながら内装を仕上げていくことができます。
また「軽さ」の他にも、金属であることから耐火性にも優れていることもメリットのひとつといわれています。
また、工事を進めていく中で、現場によっては材料を切断したり曲げるなどの加工を行う必要が出てくることもありますが、軽量鉄骨は加工がしやすいため、職人がその場で加工を行うことができます。
軽天工事やボード工事は、その場で対応できる職人の技術が求められる仕事です。
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2022.02.18
